……それにしても、こんなに編集者が「楽しそう」な冊子ってあるでしょうか。「ちょっと、ずるい~!」とうらやましがっている私です。そのうち「あざみ通信」を復活させますので…(後略)
なんて嬉しいお言葉です。
「楽しい」。そのとおりで、「旬」時代には、半苦痛でやっていた編集を今は楽しんでやっています。
原稿催促とか、つまらない作品をなんとか読めるようにとか、そういう余計な気配りがいらないということでしょうか。また、メンバーがとても協力的というのもいいですね。
ということは置いて、どの文芸も高齢化だとか人材不足だとかを嘆いておられる。
先輩方は、宝石を探すのに相も変わらず古い鉱山にでかけて、採石の山からそれらしきものを拾い出そうとしているのではないでしょうか。
僕は、既成の鉱山より、普通(そうな)人の集まる海辺を、川沿いを散歩します。
そのなかには、いくらでもキラキラと輝くだろう原石が目につきます。
それでじゅうぶんじゃないだろうかなぁ。
こんな花だって、立派にネタになる。