昨日は、新潟の十日町市に行って来ました。尊敬する川柳人の西郷かの女さんの主宰する「十日町川柳研究社」の50周年記念川柳大会があったからです。
ちなみに僕も投句の部の選者のひとりとして招待されていました。
十日町と言えば、昨年10月の中越地震では大被害を被った場所です。一年たった今ではあまりその傷痕は感じられませんでしたが、市の施設に被害状況を写したパネルで、その惨状が記録されていました。
パキスタンとインド国境のカシミール地方でも大地震があり、その被害状況が報道されていますが、一年後には復旧できるのでしょうか。あるいは規模も違うかも知れませんが、新潟での復興状況をみるとその彼我の差を感じずにはおられません。
もっとも、表面的に復旧がすすんでも人々の心に負った傷が治っているとは限りません。新潟中越地震で被害を受けられた方々の、こころの中までは窺い知ることはできません。
さて、川柳大会はとても和やかで、僕にとっては意義深いものになりました。
一度お会いしたいと思っていた人と何人も会うことができました。
面白い話もたくさん聞くことができました。
ちょっとここでは書けない内容もあります。いずれ、『旬』のなかで誌面に生かしてゆきたいと思っております。